「日本の青空」上映会

「日本の青空」上映会         大森 八重子

   
   上映会850名が観賞! この映画を取り組んで思う
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 去る7月7日、栃木市文化会館で映画「日本の青空」上映会が行われ、4回で
850名の方々が観賞されました。
 2年前に取り組んだ映画「ベアテの贈りもの」上映会後、「栃木ベアテの会」が、
これまで続けてきたベアテにかかわる憲法の学習をさらに深め、広めたいと「日
本の青空を観る会」実行委員会をつくり、取り組んできました。この映画は、
「憲法の成り立ちを分かりやすく描いていて、“さまざまな立場、考え方を越え
て、還暦を迎えた憲法を見直すチャンス”になるでしょう」と呼びかけました。
 月刊誌編集の派遣社員の若い主人公が、企画「特集・日本国憲法の原点を問
う!」に関わり、在野の憲法学者・鈴木安蔵を知り、取材を進める中で日本国憲
法の秘話に出会う。GHQは、鈴木安蔵らの「憲法研究会」が熟考を重ねた憲法
草案が、真に民主的なものであると高く評価。この草案がGHQ案作成時に大き
な影響を与えることとなり、それが日本国憲法に生かされていく・・・というも
のです。
 当日のアンケートには、850名のうち283名と約3人に1人が回答し、約
9割の人が「よかった」と答えております。

・戦後生まれの私にとって、憲法は遠いものでしたが、日本国憲法の素晴らしさ、
又それにかかわった人たちに感動しました。高校生の娘と見られてよかったと思
います。ありがとうございました。
・GHQ草案が日本人のつくった憲法をお手本にしてできたものだということを
知らなかったので驚きました。
・憲法誕生のことがよく分かった。白洲次郎のことは知っていたが感動した。上
映後拍手が起こったのは小学生以来はじめて。
・10代の自分でも、日本国憲法を理解することができた。とてもすばらしい映
画だった。憲法に関心がなかったが、もてるようになった。
・恒久平和を維持発展させていくために、どう、この憲法を守ればいいのかとい
う疑問がわいてきました。戦争を望む人は一人もいないはずですが、自分の利益
のその先に戦争というものがあるとしたら恐ろしいことです。賢明な一人一人に
なっていかなくてはなりませんね。・・などなど・・・
今年は、日本国憲法が施行されてから60年です。

憲法はその前文で、国民の自由を守り、戦争を二度としない、そのために国民
主権という方法を選択したと宣言しています。この憲法の力によって、私たちは
60年間、戦争をしない国であり続けました。
 国民投票法が成立し、3年後には国会の動き次第では「憲法を変えることが出
来る」情勢です。憲法を改正するかどうかは、まさに主権者である私たちが自分
たちの意思で判断すべき事柄です。この映画を取り組んで、あらためて、憲法に
ついて一人ひとりが考え、そして学び合い、話し合いの場が広がることを願って
おります。
(筆者は栃木県大平町・太平山麓九条の会)
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