【編集事務局便り】184

今月のオルタ広場では、4月より施行された改正入管法が施行されたのを機会に、衆議院法務委員会などで参考人として意見陳述され、以前「メールマガジン・オルタ」にも何度かご寄稿いただたNPO法人『移住労働者と連帯する全国ネットワーク』(移住連)の代表理事の鳥井一平さんにご寄稿いただきました。

「地方選挙前半戦を終えて」を仲井さんからご寄稿いただきました。
開発経済ご専門の勝俣 誠氏から、 「小さな民のグローバル学」の書評をいただきました。 

今月の、「宗教・民族から見た同時代世界~NZモスク銃撃事件で想起される実行犯母国の白豪主義」では、豪州での民族政策の変遷が事件の陰にあることが指摘されています。一方、今回より連載が始まった高沢英子さんの「メイ・ギブスとガムナッツベイビーの仲間たち」では、英国から豪州へ移住したものの、豪州の自然になじめなかった子どもたちに「自分たちが住む新天地のユニークな風土に目を開いて、土地独特の風土を、愛と関心をいだいて楽しむよろこびを呼び覚ました」童画作家メイギブスのご紹介をいただく予定です。

働く外国人と出会わない日はない日常となりました。新しくいろいろな国の方が住み生活をしていく場所としての日本になる時代がくるのでしょう。いろいろと摩擦はあるかもしれませんが、また一方、この風土を基盤として、新しい文化が生まれていく予感もします。

これからどのように共生していくのか、どのような文化がうまれていくのか、さまざまなご意見があるかと思いますので、引き続き多方面からご投稿をいただければ幸いです。(MK)

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