【オルタのこだま】

中国吉林省から

町田 隆二


 オルタは7年くらい前から読んでいます。わたしは6年前、千葉県の小さな市役所を定年退職し、吉林にきて、それ以降基本的に大学の冬休み(春節時)のみ自宅のある鎌ケ谷に帰りますが、一人での吉林生活を続けています。

 オルタでは中国の深セン便りが身近に感じています。
 もちろん、日本での3・11以降の原発関連、福島、農の関連他オルタの執筆者の方々の文が内容的に難しく感じますが、必死に読み砕くよう努めております。

 漢語が少しずつ分かる様になってくるに伴い、CCTVのニュースを見ていて、軍事演習光景等、軍と軍人の露出が多く、呆れています。しかし、外交的にアメリカ追従の日本政府のようないやらしさを、中国政府に感じることはありません。
 尖閣、慰安婦等問題に見るアジア蔑視の安倍政権が続く不思議、日本のマスコミの罪が外国にいる者として恥ずかしさが増しております。

 6年以上吉林にいて北華大学に週5日通学するほか、毎月2〜3回は吉林周辺の山クラブの活動に登録して参加しています。時々旅行にも行きますが、この3年は東北三省(黒龍江、吉林、遼寧三省)、やはり吉林が圧倒的に多くなっています。
 一般人として付き合う楽しさを実感していますが、歳をかさねるに従って、いつまで続けられるかと心配も増しておりますが、あと3、4年は吉林にいたいと思っています。

 オルタの理解者・読者が増えるよう祈っています。


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