俳句121

俳句

初富士や世界遺産を王冠し

富士を背に初鷹悠然空を飛ぶ

初富士や五湖を沈めて逆さ富士

初筑波富士男体を同胞(はらから)に

初筑波利根渡良瀬を指呼の間

木枯を左右に分けて救急車

笑い皺一つ増やして初鏡

布団干して城主顔なる猫の髭

初春や金の帯(おび)解く吟醸酒

午(うま)の春夢追いかけて嘶(いなな)かむ

            (俳誌「渋柿」代表同人)


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