俳句2

■ 俳句

「蜥蜴出づ」 富田昌宏
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・苗床の灌水に虹生まれけり

・郵便夫来て茄子床を覗きけり

・初蝶の黄の全きに農継げり

・初蝶や出を待つ赤きトラクター

・陽炎も鋤き返してゆくトラクター

・蝶とびぬ句点読点打つごとく

・また一人離農の沙汰や揚雲雀

・蜥蜴出づ戦さなき世を確かめて