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■投稿                 今井正敏

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 今回の6号は大変内容がバラエテイに富んでいて読み応えがあり ました。  トップの「対テロ戦としては無意味なイラク侵攻」では米国の推 し進めた情報戦略の実情がよく理解できましたが、問題のポイント は論述の締めくくりの項で述べられている「パールハーバーのだま し討ちをはじめ、幾多の歴史的事件が情報戦争の成果であることが 明らかになってきている。しかし、第二次世界大戦当時から考える と、はるかに情報操作を暴く技術もスピードも速くなった。いま、 ようやく事実が素直に日程に上りつつある」と言うことだと思われ ました。しかし、この「暴く技術」の面で、日本のマスコミ(TV・ 新聞)はまだまだ立ち遅れていることを感じました。 「参院選挙後の政治状況」では公明党に関する部分に目を引かれま したが、公明党が自民党にすり寄ったのは「もともと、池田大作氏 の国会喚問を阻止することが第一のネライであった」ものが、現在 では池田氏の「ノーベル平和賞」受賞に目標が変わってきているの ではないかと思われます。したがって、この「ノーベル平和賞」を 手にするまでは、自民党べったりがつづくと考えられますので「日 本の政治の貧困」はこの先も続いてゆくのではないでしょうか。  河上民雄先生のー『昭和史の決定的瞬間』評を読んでーの文章は 「個人的な体験と記憶が一挙によみがえった」という貴重な内容で したので読み応えがありました。  「昭和天皇の(沖縄に関する)対米メッセージ」。昭和天皇は原 爆投下の問題でも「戦争終結を早めた」という意味の肯定的発言も していますので、昭和天皇の本質がよくあらわれているメッセージ ではないかと思われます。  富田先生の俳句、今回は「噛みもして確かむ早稲の鎌入れ日」と 「平和論落ちし一葉を蹴りながら」を推したいと思います。