63号64号を読んで

■ 【オルタのこだま】

「オルタ」63号・64号を読んで          高木 一

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  初岡氏の海外論評は毎号勉強になります。貴志氏の「糖尿病との共生45年」に
は感服し、船橋氏の「侵略戦争の総括について」は今後若い日本人への教育資料
の柱として位置付け、さらに各部の充実が図られるよう期待します。私も戦争に
参加した者の一人として日本が再び侵略戦争に参加したりしないよう反戦平和運
動に携わりたいと思います。
  64号の望月論文「世界経済体制の危機と再編―危機は変革のチヤンスー」は重
要な課題を10項目あげられているが、それぞれを是非深めて頂きたい。

 力石先生の公的年金の財政方式への提言はまさにその通りという感です。年金
生活者として始めて現行の不備と関係する体験を申し添えます。年金(厚生)受
給の申請をしたとき戦後一時期就業した会社が存在せず、従ってその間の保険料
は支払えないと津の社会保険事務所から返答がありましたので、さらに二度にわ
たり再調査を要求しましたが会社不明のままの回答で断念せざるを得なかったの
です。ところが不明5000万件の中での追求で漸く判明しました。社会保険事務所
のずさんさを体験した一人として報告します。

 九条の会・津では近く満5周年を迎えます。津市も10市町村の合併後、人口が
約29万人になり、憲法を守る運動の地域も広がり大変です。しかし、来年は憲法
改正国民投票法が実効されて九条運動も大切な年になりそうです。そこでもう一
度憲法九条を全市民的に宣伝していこうという方針を決め、その文案を討議して
きました。討議のなかで対立が生まれた箇所は「憲法改悪のネライは九条を改め
、日本が再び戦争ができる国に・・・・」という点で、この原案に対して今の内
外情勢から戦争の出来る国ではなく、戦争をする国になるとはっきり指摘すべき
ではないかという意見でした。約一時間この点で意見が続出、時間的制約もあっ
て「戦争の出来る国」で集約されましたが、九条の会・津もいま真剣に動き出そ
うとしています。
                   (筆者は九条の会・津会員)

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