【編集事務局便り】255

 今月はパリの鈴木宏昌氏から、トランプ大統領就任後の揺れる欧州の現状について「視界不明となったEU~(1)トランプ政権とEU、(2)難民・不法入国者とポピュリスト・極右勢力の台頭」でフランス通信をいただきました。
 また、アフリカからも大賀敏子氏から、トランプ米大統領の大統領令による「USAID(アメリカ国際開発庁)の対外援助一時停止」によ、ケニアでのHIVの薬についての混乱の様子が「エイズの薬がない」でお寄せいただきました。
 羽原清雅氏から、「日本学術会議法案改定をめぐる政府の愚策を見つめよう~社会の成長に寄与する学術研究に自由を」を、矢口英佑氏からは、「森友学園文書非公開「違憲」判決に思う」をいただきました。
 毎号ご好評いただいています荒木重雄氏の「宗教・民族と同時代世界」では、シリアの混乱について宗教的な観点から「シリア新政権は宗教のモザイク社会を軟着陸に導けるか」をいただいております。
 皆様からの毎号のご寄稿ありがとうございます。週明けには東京の桜の開花が予想されています。気候に加えて、政治経済も大きな地殻変動の予感があり、落ち着かない毎日ですが、花見の時位は穏やかに桜の美しさにひたりたいところです。(MK)

(2025.3.20)
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