オルタ118号を読んで

オルタのこだま

オルタ118号を読んで

              豊間根 龍児


 118号を読ませていただきました。今回はいつもより更にややこしい問題を解説していただいたように感じました。

・ロシアは何処に行くのか: プーチンが国民から「もういい加減にしてくれ」と見られているとは知りませんでした。シリア問題では実績上げていますしねえ。まあ、確かに変なたらい回ししているなあとは思っていましたが。中味の見えない国ですが代わる人はいないのでしょう。国をまとめる実力者が居るうちに北方領土問題を解決して欲しい気がします。

・日米関係—新外交イニシアティブ: この面で日本は遅れに遅れていると素人でも感じていました。その中で総理はくるくる変わるし、民主党に変わった時は特にひどかった。アメリカはワシントンシンクタンクがあって円滑な政権交代を可能にしている。なるほど、日本にも各国に対して永続的な機関が必要ですね。さらにアメリカは盗聴システム完備というから恐れ入る。

・緑の党: 草の根民主主義。趣旨は分かりますが、自らが一員だけれど国民に頼りなさを感じます。北欧小国では成り立ちそうだけれど「規模拡大すれば少数支配が実現」、まさに日本はこれに当てはまりそう。

・カウントダウン: 裏でこんなすごいことが行われていたんだ。ごく少数の人間の間で、一刻を争い、いろんな思惑、縄張り争いが飛び交っていたんだ。こんなこと知ると、国民そっちのけ、草の根民主主義など何処かへ吹っ飛んじゃう。いや、これは次元の違う話なのだろうか。

・蕩尽される世界の海: 人間、最後は海と頼りにしていたのに。その海が今やごみ溜め。広い宇宙中、探しても他には見つからないというのに、それをごみ溜めにするとは! 日本が何か火付け役みたい。養魚場が汚染を進めているとはびっくり。プラスティックスープとはぞっとする。地球環境そっちのけで軍備拡張に走っている人間は海の墓場を作っているようなものですね。

・安心をひさぐ童:“ひさぐ”とは、最近お目にかかったことのない言葉。安心を売ってくれるのだな。これで安心買えたらいいな。どんなこと言ってくれるのだろう。自傷行為で、もはや人間ではないことを示しているのかな。恐ろしいけれど見てみたい。火の山渡る山伏も似ているな。最後に、日本占領中に殺された霊を静めるためと聞けば胸が痛む。

・落穂拾記: 周恩来の「19歳の東京日記」。苦労しているなあ。国を動かす多くの人材が日本で学んでいたことに驚く。日本の将来の人材も、今、外国で学んでいるのだろうか。そうあって欲しい。このようなことを見てもヘイトスピーチは止めてほしいな。

・岳飛を裁く:中国の汚職は想像以上のようだ。人民は、やり方はどうであれ自分たちのために何をしてくれたかはよく見ているな。インターネットでの公開裁判とは進んでいる。が、その裏でいろいろあるのだろうとは想像できる。

・大本営発表のウソ: 聴衆を軽んじている、馬鹿にしている、気持ちが分かっていない。口先だけ、思い込み、その場の気分、衝動発言、自信過剰、このような言葉を並べればみな当てはまる。そして最後にウソ。

・中国の自転車事情: 自転車選びの情景は予想の範囲を超えている。放置自転車の中からよさそうなのを選んで買っている感じ。その自転車で街中走るとダンボルギーニで走っている感じ。

・ミャンマー通信: ILO条約批准で、少年兵問題など深刻な児童労働問題が解決・・とある。ちょっと日本とレベルが違う。結社法案の方も、抜け道チェックが大変のようですね。

・韓国だより: 学的交流、民間交流は大切ですね。そこから政治への働きかけが出来るといいな。

・アメリカの世界改造計画: もたもたアメリカに日本だけが追随。新外交イニシアティブで進路見極めて行きたい。

・安倍総理への手紙: みんな心配している。オープンが大切なんだろうなあ。支援が必要なら受けたい。

・ジェンダー平等: びっくりの詳しい説明。環境への対応の人類史を語ってもらったように感じる。これからは女性の世界になってゆくでしょう。長寿世界になればなるほど。でも、世の中、政治で動くから、政治体制もそれに沿った体制にしなくてはならない。政治面への女性進出が望まれます。

・崩壊した二大政党: 細かい分析恐れ入ります。民主党、長い野党時代に何を準備していたのかと問いたい。ほとんど準備出来ていないで与党になり、思い付きでマニュフェストを発表、破たんしたと見たい。破たんしたと分かってからの繕いもその場限りで、次から次と綻びた。その間、党内生い立ちの違ったものの寄せ集めが最後までしこりを残した。一からの出直しを望みたい。

・もっともしっくりきた句: 桐一葉神明宮の千木よぎる 老後不安何といっても国の健康

 (筆者は稲城市在住・元団体役員)


最新号トップ掲載号トップ直前のページへ戻るページのトップバックナンバー執筆者一覧