俳句123

【俳句】  

                 富田 昌宏

(昭和22年卒業)3句
  卒業や三八銃をなぐり捨て
  二町歩の田を耕さむ卒業歌
  卒業や百姓となる面ら構へ

  啓蟄や土を噛みゐるショベルカー

(日本青年館大ホール)
  啓蟄や奈落より出づ旅役者

  忍耐はわが性がの芯山椒の芽

(リハビリ)
  春先の竹百幹や脚の萎え

  寒明けや開運干支の当りくじ

  「序の舞」の掛け軸の譜や草の餅

  草餅や土間に掛けたる時計

         (俳誌「渋柿」代表同人)


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