【編集事務局便り】226

■今号では、久保孝雄氏から、9月に日中国交正常化50周年記念のオンライン講演会(400名参加)での記録に手を加え、「日中関係と日中友好運動の現状と課題]についてご寄稿いただきました。今年6月に93歳になられた久保孝雄氏は,]2019年からTwitterもはじめ、今も積極的に発信していらっしゃいます。アカウントは、こちらです。@kubotakao2019 WEBはこちらwww.kubo-takao.com

■羽原氏から、8月9月に続き、統一教会について「政治家の衰退した倫理観と旧統一教会問題 、——判決、そして各界プロの発言からわかること」をご寄稿いただきました。紀藤正樹弁護士や有田芳生前参院議員のお話や著書等から、また、1987年5月朝日新聞阪神支局の襲撃事件にも関わる気になる点もまとめていただいています。

■しばらく体調不良で「川柳」を休載されていた「横風人」こと横田克己さんから、その後も体調が芳しくないので、いったん打ち切りにしたいとのご連絡をいただきました。2008年50号から222号まで大変長きにわたりありがとうございました。「続けていることは財産だから」と長く市民運動を続けていらっしゃる横田氏からオルタ広場への嬉しい励ましもいただきました、大変ありがたく存じます。またお元気になられてご寄稿いただけるように続けてまいりますのでお体お大事にお過ごしください。

■初岡氏からお誘いをいただき、ベオグラード在住の山崎氏との昼食にご一緒させていただきました。山崎氏には、これまで20年6月「コロナの春、ベオグラード便り」を、22年5月に「セルビアから見たウクライナ戦争」をご寄稿いただいます。セルビアで世界遺産と同時に「危機遺産」にも登録されている「ヴィソキ・デチャニ修道院」のパンフレットと「その想い」をお預かりしました。「ヴィソキ・デチャニ修道院」紹介のWEBページとあわせて一部ご紹介させていただきます。また改めてベオグラードからお便りをいただければ幸いです。
「セルピア正教会、 ヴィソキ・デチャニ修道院ヘの想い
 ヨーロッパの南、 バルカン半島のー画、 コソヴォ・メトヒア地方。 石灰岩の白い断崖の下、ひっそりと佇む修道院。中世セルピア王国の時代14世紀創建のヴィソキ・デチャニ修道院です。 裏手には水清きピストリツァ川が流れ、季節によっては、 近くの栗林から栗の花のほのかな香りが漂ってきます。聖堂からは祈りの歌声が。修道士が聖務と労役の生活を送る日常は、創建以来、一度も絶えたことがありません。静謡と平安。もし正門前で、完全武装の国際治安維持部隊(KFOR)のイタリア兵に出会わなければ、今、修道院が置かれている困難な情況に思いを馳せることもないでしょう。
 バルカン半島は昔から、東西両文明の出会いの地。デチャニ修道院の主聖堂も、東のピザンチン様式と西のロマネスク・ゴシック様式の融合により生まれた独特の美しさで、 2004 年、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。でも、ここは同時に、東西の大国の利害が衝突し覇権を争う地でもありました。 修道院が完全な破壊を免れ、創建時の面影を留めていることは、 奇跡というほかはありません。・・・・」
 ・デチャニ修道院 https://www.decani.org/en/
 ・デチャニ修道院ウィキペディア(Wikipedia)https://bit.ly/3DeyHfq 

■今月も多数の方からご寄稿いただきましてありがとうございます。ここ数日で、徐々に秋らしい天気になってまいりました。コロナ感染もしばらく弱まっているようですので、天まで届くような伸びをして一休みしたいところです。皆さまもお気をつけてお過ごしください(MK)。

(2022.10.20)
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