【編集事務局便り】242

■今月は、山口道宏氏から、「国会議員の脱税と『使用者責任』」をいただきました。16日より確定申告もはじまり、野党からは、『税金一揆』がおこるのではとの声も。SNSの時代に、市民の怒りの声は見えにくいものの、どこかで怒りのマグマはたまっているかもしれません。

■今号は、お二人の新しいかたからご寄稿いただきました。
 松田智さんは、静岡大学工学部にご勤務後20年3月に退官。ご専門は化学環境工学で主な研究分野は、応用微生物工学(生ゴミ処理など)、バイオマスなど再生可能エネルギー利用関連で、人為的地球温暖化説・脱炭素批判等のご発言を科学的見地から発言されています。今後のご寄稿もお待ちしております。「報道は、真実を伝えているのか?」 

 もう一人は、生江明さん、1948年生まれの生江さんは、早稲田大学政治学修士課程で、日本の農村調査をする一方、家業の家内手工業で経験を積み、80年代当時発展途上国といわれていた国々へ行き、NGO・NPOを通じて現地で実践していた方です。亡くなった次兄の友人である彼は、山や谷を越え奥地へ入り、いつも通り笑顔を絶やさず多くの現地の方と語らいを続けてきたと思います。東京・目白から始まった「フィールドワークの旅」は、バングラデシュ、ラオス、中国、パキスタン、ケニアと続く予定です。

■岡田充氏からは、海岸両岸論、【酔生夢死】は、配信の関係から、今月は各2本お届けいたします。皆さまからの毎月のご寄稿感謝いたします。

■オルタ発信の間際、2月15日に仲井富さんの訃報がはいりました。仲井さんは、故加藤宣幸とは60年代社会党江田派時代からの仲間であり、メールマガジン「オルタ」も創刊当初より多くのご寄稿をいただいておりました、また前編集長の加藤宣幸がなくなったとき、その継続についてなど仲井さんにはお知恵とご尽力をいただきました。仲井富さんとは二十代の頃に出会い社会活動家として多くの影響を受けたとおっしゃる初岡昌一郎さんから追悼文「仲井富さんを偲ぶ」をいただきました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

仲井さんからの今までのご寄稿分はこちらから https://www.alter-magazine.jp/index.php?go=yAJ5S5

■この広場を大事にしてくださった方との別れが続いたこの冬は、ちょうど当サイトを創めた加藤宣幸の七回忌にあたります、また3月には2004年配信開始から20年になります。引き継いだことの重みがましていくように感じます。
メールマガジン創刊のご挨拶 
オルタ広場1号(2018.5.20)「オルタ」から「オルタ広場」へ

■雪が降ったかと思えば、4月の陽気になるなど、落ち着かない天候が続きます。2月といえば、陽だまりの中を梅の香を頼りに、その花を探し歩くのを楽しみにしていましたが、季節はいっぺんに吹き飛んでしまいました。いったい地球はどうなってしまったのか、加速化する異常な状態に心を痛めるばかりです。どうぞ皆さまはお体お大事にお過ごしください(MK)

(2024.2.20)
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