【コラム】日中の不理解に挑む(19)
「やっぱりスゴい日本」
文/信 力建・訳/棚田 由紀子
先月号につづき、今月も中国人が見た日本と、それに関する一考察をまとめたエッセイをご紹介したい。「やっぱりスゴい日本」(原題:这么看来,日本真的非常可怕)
地理的距離は近い日本。しかし心の距離は遙かに遠い。日本の街には漢字が溢れているから読めば分かるけれど、会話はさっぱり聞き取れないし、日本人も中国語がさっぱり分からない。結局、英語を使って会話をしないといけないのだが、中国人と日本人が日本で英語を使って会話をする様子は、「鶏と鴨が会話をする」(=お互いに通じない言葉で会話をするので、意思疎通できない)ようなもので、滑稽だ。
なぜ中日両国の人々の気持ちは、米国との気持ちの距離と比べて、ずっと遠いのか? その理由は、日本人の心はまだ「脱亜入欧」(アジアを脱して、欧州列強の一員になる)だからだ。しかも、両国の特殊な歴史と恩讐もあるので、中国人が日本人と交流する際は、米国人と交流するより壁が高くなる。
はぁ~・・・(ため息)。
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※この記事はCSネットメールマガジン53号(9月号)から許諾を得て転載したものです。