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「オルタ2号を読んで」 東京都調布市 今井 正敏

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◎岩根邦雄さんの『行動する市民と社会』(オルタ2号)しっかり読ませて 頂きました。  岩根さんにお目にかかったことはありませんがお名前は生活クラブを始めら れた頃から存じていました。というのは昭和40年代の後半から60年代の初めま で社会党本部国民生活局長をしておられた横山泰治さんが近くに住んでおら れ、私どもと親しくお付き合いし、その横山さんから岩根さんの活動ぶりをよ く聞いていました。  (加藤宣幸さんもよくご存知のように横山さんは東大を出て左社書記局に入 り、非議員で中央執行委員になり無党派市民層と接触の深い国民生活局長に就 いたので岩根さんとも交流があったようです。さらに、昭和50年代後半から60 年代初めにかけ、横山さんの奥さんが3期連続で調布市会議員になり、副議長 も務められましたが私は横山議員の後援会長として活動を支援しました。ちな みに横山氏は局長退任後、別府大学教授から副学長にもなられ、一村一品運動 で有名な平松知事の有力なブレーンとしても活躍されました。)  このようなことから横山さんの奥さんや私の家内などが中心になって生活クラブ 調布支部をつくり、今日まで続いています。また岩根さんが指導れた「米の産 直」の山形県遊佐町の現町長小野寺氏は日青協元会長で私や富田昌弘氏とも懇 意で、まことに不思議な縁を感じます。

 ◎仲井富さんの『社民党の歴史的大敗と終焉・元一党員の感想』(オルタ2 号)は大敗の原因と過程を的確に指摘されていますが、このような結末に導い たのは仲井さん喝破の通り、「勲一等」を受賞し、名刺の肩書きにまでそれを 刷り込んで得々としていた「A級戦犯」たち野坂浩賢・山口鶴男・武藤山冶な どが画策した「自・社・さきがけ政権」の成立にあったと私は思います。 以上はオルタ2号を読んだ感想です。  3号以降も期待しています。