加藤宣幸さま
不覚にも21日、メールマガジン「オルタ」で貴方の急逝を知りました。
今、悲しくて悲しくて、アルビノーニの「アダージョ」とチャイコフスキーの「四季」より「舟歌」を聞いています。
悲しい気持ちを慰めてくれるからです。
貴方は旅発たれる前日の2月16日に私をご自宅に誘われたのですね。
お会いして共に2時間、それから24時間もしない内に旅発たれたのですね。
オルタの原稿を整理され送信されきったのでしたか?
私のような若輩をオルタの執筆の一人として、仲間に入れてくださったことに、そして他人に読んで頂く文章なぞとてもできないのに、励まして下さり、お礼申し上げようもありません。
本当に本当にありがとうございました。
貴方にお目にかかることはできませんが、私の心の中にずっと生きておられます。
私は明日、吉林に向かいます。
心に刻まれた貴方の励ましのお言葉を抱いて、これからも吉林で、そして日本に帰国しても、ウィングをさらに広げて気持ちを高めて行きたいと思います。
永くはない2年間でしたが、感謝に耐えません。
ご冥福を。
(中国吉林市北華大学漢語留学生、日本語教師)
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