【オルタの視点】
参議院選挙が終わって
〜山口二郎法政大学教授緊急インタビュー
【北岡和義】(以下、北岡) 選挙結果をどのように考えられますか。
【山口二郎】(以下、山口) 改憲勢力3分の2、無所属の入党入れて自民党単党過半数を回復ということで考えたら、89年の土井ブームから始まった参議院の過半数割れ状態が一応、形はともかく、終わったわけです。それプラス改憲勢力3分の2ということで、ともかく自民党一強状態が全く揺るがないというということでやはり負けたというのが基本的な総括です。
【北岡】 今日は都知事選の告示日で、都知事選挙と参議院の選挙はもちろん性格も内容も違いますが、リベラルな人たちの危機感というのが鳥越俊太郎を4党一致で推すことになったと思いますが、この感想を一言いただければ。
【山口】 危機感が形になって表われ、ある程度の実を結んだことについてはプラスの評価をしなくてはと思います。私が負けた負けたと暗い顔をしていると、仲間からいや、そうでもない。1人区で11も取ったのは大変な成果だと言われて少し気を取り直しています。去年の安保法制の戦いから、野党が少なくとも1人区については結束協力して戦うという体制ができて3分の1くらい取れたのは大変な成果で、各党の頑張りも勿論有り難かったし、いろいろな地域で安保法制に反対した人たちが選挙に関わったことで新しい現象も起きていると思います。
旧来の民進・共産みたいな党派を超えて、市民の率直な、安倍政治はおかしい、あるいは反自民という意識が政治的な行動になった。あるいは地域レベルの運動体や組織を作っていったという。そこは期待を持ちたいです。
【北岡】 自民党の単独政権が終わったのが90年代の頭で、それ以降は連合政権です。現在までいろんな政権がありましたが、今回の安倍政権は数で突っ走ろうとする怖さがあります。それをリベラル派の人たちが阻止する政治的な力が出ていないけれども、学生の中には政治的な意識が多少芽生えてきたと思われますがその辺の評価はいかがですか。
【山口】 可能性は感じます。ただ SEALDs にしても、もう参院選終わったところで解散するわけですし、若い人たちの動きをどういう風に継続させていくのかというのはまだまだ全然先が見えていないです。それに SEALDs みたいのは圧倒的な少数派で、若者はむしろ保守化しています。
【北岡】 調査を見ると18歳から20歳の層はかなり自民党支持です。
【山口】 そうです。自民党支持というか、政治の現状がわかっていないから政権与党を支持するという非常にプリミティブな政治意識だと思います。
【北岡】 90年代の頭は、小泉政権を引き継ぎ第一次安倍政権だったのですが、その辺から教育政策に対する締め付けが強くなり、それが若い人たちの政治意識をなくし現状肯定論みたいにさせている。
【山口】 そうです。これは根の深い話で、戦後日本の学校教育では政治教育を一切してこなかったから、政治的な選択をするときのものの考え方などは18歳選挙権で突然言いだしても、すぐに身につくものではないのです。
【北岡】 若い人たちにはなにが問われているかわからない。
【山口】 そこは我々野党側にもいろんな反省すべき点があって、憲法改正に関わる3分の2とかいっても知らないんです。3分の2って何か、みたいな。それから安保法制、憲法違反だというのはある程度関心を持っている人にはすごく大事な争点だけど、関心のない人にははるか遠い自分とは無関係な話に見えるのです。
そうすると若い人たちの生活に関わる具体的な政策争点を、もうちょっと上手く打ち出していくべきだったという後悔はあります。若者の自立、雇用の話とか。あるいは教育の費用の問題とか。色々問題があるんですが、それがなかなか政治の世界で争点化できていないという現状をあまり変えられなかった。
【北岡】 山口さんはイギリスに留学されて、イギリスの政治をかなり勉強されたし、私はアメリカに長くいたのでアメリカの選挙なんかを見てきましたが、一般的にみて日本国民の政治意識というのはどうなんでしょうか。
【山口】 それをいうと、国民はバカだという話になって、不本意なのですが。安倍首相は言っちゃ悪いが、村山元総理が言ったように戦後最悪の総理大臣です。嘘ばかりつくし、子どもっぽい。およそ一国を率いるリーダーの器じゃないです。安倍のさまざまな幼稚な言動があっても反発が出てこないのが、非常に情けないというか腹立たしいです。そういう意味で国民の政治家を評価する尺度がどうなっているのかわからない。
【北岡】 一つにはメディアの問題が大きいと思います。昨年、朝日バッシング、朝日新聞に対する右からの攻撃があり、それからNHKのトップにもっぱら政権の意向を聞く人が送り込まれたのに、それに対してメディアの現場やトップが抗し切れなくなっているのが一番の問題だと思いますが。
【山口】 そうです。今回の参議院選挙はそもそも選挙に関するテレビの報道が少なかったという特徴があります。毎日新聞によれば今までの報道量と比べると30%くらい減っているというデータがある。これは安倍政権発足以来のメディアへの攻撃、さらには今年に入ってからの高市総務大臣の民間放送に対する電波停止も含めた威嚇が効果を表しているのかと思うのです。中立という言葉自体は誰も否定はしないが、中立の中身がすごく今の政権に都合のいいように捻じ曲げられている。
2014年の衆議院選挙のときにTBSのNEWS23に安倍が出て、街の声を拾うとアベノミクスに対する否定的な意見の方が多かったっていうときに安倍がキレたという。あの一件からテレビが考える中立という言葉の中身が変わった。要するに3対1で反対論が多いときには3対1でそのまま反対論が多いということを伝えるのが中立じゃなくて、賛成反対両方いれば1対1でバランスをとって両論併記するという、非常に形式的あるいはある意味で捻じ曲げた中立がテレビの政治報道の基本になってしまった感がある。
選挙の話はどういう形で取り上げても、争点とか候補者とかどこを切り取ってテレビに載せるかということで、どうしても全くの中立というのはあり得ないので、必ずここはこっち側に偏っているというクレームをつけられる可能性がある。そうするとクレームつけられるのは嫌だから最初から選挙ネタは取り上げないことにしようという感じで、テレビが選挙報道・政治報道から距離を取るという傾向がある。そのことがますます関心の低下をもたらし、今回の参議院選挙の投票率も結局54%ということで前回よりちょっとマシだが相変わらず低いという結果になった。
【北岡】 籾井NHK会長は記者会見中心に報道しろ、世の中の不安を煽るような報道はやめろと言ったそうですが、僕はこれではメディアではないと思いますが。
【山口】 大本営発表と同じレベルです。
【北岡】 そういう発想はメディアの使命を放棄しろということですし、事実を明るみに出して国民に問うのがメディアの役割だと思いますが。
【山口】 そうです。だから政策にこういう面で失敗や問題があるとか、国民のこういう部分には大変な怒りや反対の声があるとか事実を報道する限り別に権力から介入を受ける理由はないのです。ところがよく言われるように今、報道する側が権力の意向を慮って、自己規制をしている、忖度をしているという状況です。戦うというか、メディアの使命を全うするという気概を持った人が少ないと思います。
【北岡】 ざっくばらんに山口さんのご意見を聞きたいのですが、どうしてメディアがこんな風になってしまったのでしょうか。メディアだけでなく、政治全体が保守化、体制化し、リベラルな言論が封殺、圧殺されていく。民主主義にとって非常に重大な危機ではないかと思うのですが。
【山口】 簡単な答えはないです。いくつかの偶然が働いたり、リベラルの側の弱さなど、いろんな要素があると思います。自民党が政権を失ったときに、固定的な保守層を基盤とするべく大きく右傾化し、日本会議みたいなものの影響力が強まった。自民党の下野による右傾化というのが一つの要素です。これは多分に偶然的なものだとは思いますが。
他方で自民党の中におけるリベラルの失墜という問題も大きくある。かつての自民党であれば田中派・大平派・三木派などは大体憲法の価値を共有して、本来の自由民主主義を大事にするという派閥だった。それがどんどん衰弱して、右傾化とまでは言えないが劣化、反知性主義化が進んでいる。政治家の世代交代も進んで、大半の衆議院議員は小選挙区制導入以降に当選した人たちです。
それに加えて今の自民党の衆議院議員約300人のうち40%は当選一回生で、つまり2012年の自民党が大勝した選挙と、14年の大勝した選挙。つまり自民党公認というだけで票が取れる選挙しか知らない人たちが40%です。そうすると自分でものを考えるよりも右向け右で党の体制に従っていれば当選できて国会議員として威張れる。そういうレベルの人が大勢いるのが一つ。もう一つ、リベラルな方もなんでこんなに衰弱したのかということですが、やはり民主党政権が崩壊した後、みんな自信喪失して安倍的なものと戦う気概が弱くなっている。
【北岡】 民主党の国会議員の中にはモロ保守の人というのが沢山います。今回、かつての民主党政権の復興相平野さんが自民党に入り、世の中みんな総与党体制みたいな雰囲気になっている。山口さんのご意見を聞きたいのは、国土が焦土と化し、320万人が犠牲になった敗戦から71年経って、民主主義は前進するのかと思ったら後退している。
例えば90年代くらいまでは自社体制というのがあって、少なくとも社会党が社民党になり民主党になるという経過はあったにせよ、日本にはリベラルな雰囲気が政治の世界に三分の一はあったが今や侵食されている。そうするとこの先安倍さんが言う憲法改正が日程に上がってくる。これをどうご覧になり、またどうすればそれを阻止できるのでしょうか。
【山口】 おっしゃるように大体保守と革新はずっと2対1の比率で推移してきました。それこそ加藤さんが戦後日本社会党の結党に参加した頃から、大体3割くらいの勢力を左翼はずっと保ってきた。そういう基盤にはやっぱり労働組合もあったし、戦争経験を持つ国民がいて、戦争は嫌だとか、あるいは憲法というのは大事なもんだという常識が共有されていた。
戦後60年くらいの頃からそういった革新を支えていた土台が全部崩れてきた。労働組合の組織率も15%くらいで政治的な基盤としては意味をなさない。連合というのを作ったことでむしろ利害の違う産別が一つの所帯にいるから、連合として何か外に向かって政治的なメッセージを発することができない。
それから90年代の政党再編の中で社会党が分裂して、社民党がちょっと小さい勢力で残り、しかも民主党に加わった旧社会党の勢力が必ずしも民主党の中で理念、路線のイニシアティブを取れなかったことで、戦後の革新勢力が分散した経緯がある。
今回の参議院選挙を見て一つ思ったのは社会党・社民党が終わりを迎えたことです。言っては悪いけど比例で100万票台の票しかとれないのでは全国政党とは言えない。もう社民党の皆さんには歴史的な決断をしてもらって、まずは生活の党とくっつくというステップがあってもいいけど、やはり民進党の中にみんなで入って左側の派閥を作る生き方しか残っていないことを認識して貰いたいです。
【北岡】 民進党を強化するという方向に向かうべきだと?
【山口】 そこが少し難しいところで、今回の参議院選挙で本当に負けたら民進党もやっぱもうダメか、もう一回更地にして野党を作り直すというような議論をしようかなと思ったのですが、ギリギリ踏みとどまったというか、民進党だけで30議席ちょっとというのは今の党勢から言えばかなり出来過ぎです。比例でも1,100万票取った。そうすると民進党という器でもうすこし踏ん張って、二大政党の一翼を占める政党になんとか伸びていく路線を追求するしかないのかと今は思っています。
そのためには社民党も加わって、特に民進党が弱い西日本地方の組織基盤を作っていくことが非常に大事になります。社民党はまだ九州や四国には地方議員や地方組織が残っていて、それが民進党に入り民進党が弱い地域の地方組織を担うという形を作れば、民進党が一応全国政党として二大政党の一翼に伸びる条件の一つができると思います。
【北岡】 視点をちょっと海外に移しますと、ヨーロッパもアメリカも混乱しています。イギリスの今回のEUの離脱はキャメロン首相の基本的な読み間違いだと思いますが、フランスでも全体的に右翼的な勢力が伸びてきている。
【山口】 ナショナリズムの噴出、それからポピュリズムです。つまり戦後構築されたリベラル・デモクラシー+福祉国家の体制がもう持たなくなった。
一つはEUという国家を超えたまとまりで政策を決めることで国家レベルのデモクラシーの機能不全というか決定力の喪失という問題への欲求。もう一つは地域統合に伴う移民の増加に対するアイデンティティの問題。あるいはナショナリズムの感情の復活、こういった問題の中で従来のある種中間層を基盤とした中道的な政治モデルというのが相当揺らいできたというのはイギリスもフランスも同じです。そこでデモクラシーの統治能力が問われているのが現状です。
【北岡】 スペインではカタルーニャが、イギリスではアイルランドが離脱というか独立を目指そうとするなどの動きがなぜ起こるのか、その辺のところも民主主義の行き着く先で行き詰まっている感じがしますがどのようにご覧になりますか。
【山口】 スペインのカタルーニャとかイギリスのスコットランドとかは、やはり近代的な国民国家を作るときに無理をしたことが300年経って噴き出してきているので、日本とかアメリカにそのまま当てはまる問題ではないと思いますが、主権国家レベルのデモクラシーがだんだん決定力を失って機能不全になると、国家のもう少し下の、地域レベルで自主的な意思決定をさせろという要求が出てくる。だからああいう分離主義みたいなものも民主化の一つの帰結という面があります。
【北岡】 アメリカはどうですか。メキシコ国境に万里の長城並みの壁を作るだとか、ムスリムを入れないとか、トランプもナショナリスティックな主張をしています。
【山口】 ヨーロッパ的なオリジンを持つ移民だけで、もう一回、純化したアメリカを作ろうみたいな話です。20世紀、特に後半はアジアからもラテンアメリカからもアフリカ、中東からもインドからも、いろんな人が来てそれがアメリカの知的、経済的な力を生み出したという現実がある。けれども、そういった経済的な力の恩恵に浴さない人たちから見れば、そういう意味でのアメリカ的な多文化多民族国家というのが非常に否定的なものにしか見えない。
しかもトランプはデマゴーグです。嘘八百を並べて敵を口汚く罵り、民主政治が前提としていたマナーや品位品格を否定する。その否定するところに人気が出てくる。日本的に言えばネトウヨとか。劣化したナショナリズムです。
日本では劣化した庶民感情を政権そのものが担っている。安倍晋三という人は嘘を並べて敵に対してはデマ、ねつ造、いろんな道具を使って攻撃を仕掛けてくる。非常に品のない権力者です。朝日新聞バッシングにしても針小棒大に物事を誇張して批判的なメディアを潰しにかかった。社会の右翼的・ナショナリズム的運動と政権与党あるいは政権そのものが連動しながらある種の画一化を進め、批判的あるいは進歩的な勢力を潰しにかかるといった現象が広がっている。だから日本でトランプ的な反知性主義、劣化したナショナリズムに加えてマッカーシズムみたいな現象が重なり合っている感じがします。
【北岡】 表面的には民主的に見えながら実態は独裁的な動きだ。
【山口】 だから私は五十数年生きてきて、今ほど嫌な日本を知らない。こんな嫌な時代なのに、大多数の日本人が淡々と選挙のときに自民党に投票するギャップに、こういう国民に何を言ったら聞いてもらえるのかと無力感に襲われる時もありますが、安倍という人は北岡さんが言ったようにありとあらゆる世界を自分の色で塗りこめようとして、今までの自民党の権力者と全く違います。
【北岡】 それは独裁主義、もうファシズムみたいなものです。
【山口】 メディアも内閣法制局も徹底的に自分の党派色で塗りこめる。学校もそうです。こういう点は今までの自民党にはなかった。私は小選挙区というのが政治家の行動を変えたと思います。食うか食われるか、生きるか死ぬかという戦いをするわけだから敵の存在を一切否定する。中選挙区が良かったというつもりはないですが、一つの選挙区に、5人の選挙区なら必ず野党は2人いる。違うことを主張する人たちが同じ政治の世界にいるという感覚がなくなることは政治を劣悪なものにし、非常に猛々しいものにしたという感じです。
【北岡】 アメリカは公民権運動で格差是正、差別反対ということで、結局公民権法ができて一切の差別禁止で次のステージに登り、今はオバマさんが黒人でありながら大統領というところまで来ている。そういうアメリカの歴史を見ていると民主主義が進化したのかという感じがしますが、今回のトランプの登場は一体何なのでしょうか。
【山口】 アメリカの場合は行きつ戻りつで、マッカーシズムがあった後にケネディが登場し公民権法がある。
【北岡】 スイングするのですね。
【山口】 またニクソンが出てくるし、共和党の長い支配、レーガン、ブッシュ時代があったけど、その後民主党が政権を取り戻す。やはり振り子があるんです。日本の場合はそういう振り子がない。たまさか2009年に民主党が政権をとったけれども、政治的な文化とか社会の雰囲気にリベラルな価値を埋め込むことはできなかった。だからメディアの自由は誰が政権をとっても尊重しなくてはならないとか、学校教育というのは現場の先生が中心になってやっていくとか、そういうリベラルな価値はたった3年でしたから定着しない。むしろ民主党政権が崩壊して4年経つのにまだ民主党の失敗とかをメディアも自民党も言い続ける。
しかも国民がそれに反応して、やっぱ野党は魅力ない、野党はだらしないといって、安倍政権の政策に満足していないが選挙のときは自民党に入れる、という現象が続いている。私は民主党の時代からどうやって再建するかとか、いろんな政策や政治的な戦略などを議論してきましたが、今は何を言っても仕方がないのかなという感じです。
【北岡】 今、民進党は岡田代表、枝野幹事長でやっていますが、岡田さんや枝野さんに限らず民進党の政治家、国会議員に山口さんが一番言いたいことは?
【山口】 やはりイデオロギー、思想の軸を立てるということだと思います。
【北岡】 プラットホームからやり直せと。
【山口】 左翼になれとは言いませんが、安倍的な極右政治に対して、自由とか多元性とか寛容とか開放性とか個人の尊厳、こういった安倍とは対極にある政治的な価値を前面に出すこと。そこから政策を具体的に考えていくという手順です。具体的な政策を言ったって、野党が言ってもダメですよ、リアリティがないのです。権力もないし、金もない。それよりも安倍的なものと対決していくという政治的な信条とかイデオロギーが必要なんです。やはり今の民進党にはそれがない。
【北岡】 少数派ですけど立憲フォーラムという政治的な集団があって、今回もまたいろんな活動はしていますが。
【山口】 まあ岡田さんと枝野さんの体制は、それでも今の民進党の中で目いっぱいリベラル路線を追求してきたので、私はありがたいなと思っています。去年の安保法制の反対運動以来ずっと9条を守るという基本は掲げてきて、今回の参院選の野党協力についても共産党を含めた協力をぶれずにずっと追求してきました。
【北岡】 今回の参院選挙では、やはり票の結果が出て成功しています。
【山口】 この延長で次の衆議院選挙もやるしかないということで。ぶれずにやって欲しいです。
●山口二郎; 法政大学教授・立憲デモクラシーの会共同代表
●北岡和義; ジャーナリスト・元日大教授・オルタ編集委員
※このインタービューは2016年7月14日に行ったものですが文責はオルタ編集部にあります。