【編集事務局便り】193

◆2020年があけて早いもので20日がたちました。本年もよろしくお願いいたします。

◆年頭の「オルタの視点」では、トランプ当選直後の2016年年初からご投稿いただいる元神奈川県副知事の久保孝雄さんの
第四回目として、「アメリカファースト」対「人類ファースト」の対決、―米中対決の世界史的背景とその行方―を
掲載させていただきました。米中を軸にこの4年間の変化が読み取れます。

【過去の掲載はこちらから】見えてきた「アメリカ後」の世界(1)から(3)
2016年1月号 (1) 「過去の国」になっていく「安倍・日本」― https://bit.ly/2R6SCoh
2017年1月号 (2) トランプが加速した米国の世界的孤立と超大国になった中国―世界史の「大転回」https://bit.ly/37dB4wg
2018年1月号 (3)トランプ「革命」と習近平「構造改革」が開く新世界――https://bit.ly/379Gdpn

◆年明けに、初岡氏から大変興味深い本を読んだからと、
『六四と一九八九 ― 習近平帝国とどう向き合うのか』書評をいただきました。
「過去の出来事として天安門事件を解明・分析するに止まらず、グローバルな世界の将来展望を視野に入れていることにある。
「過去と現在の対話」だけでなく、「過去と将来の対話」が試みられていることが本書を読み応えのあるものとしている。」
書籍の購入はこちらからも可能です。https://amzn.to/2uhxrXy

◆岡田充氏の海岸両岸論では 台湾総統選挙(2020年1月11日投開票)では蔡氏の再選について論じていただいています。

◆今月は、 【メイ・ギブスとガムナッツベイビーの仲間たち】は休載です。
山口望氏の「2020年 年金制度改正に向けてのメモランダム ~2004年改正が制度崩壊の序曲」後半は来月掲載予定です。

◆ 2019.7.20号で大原雄氏がご紹介した「新聞記者」が近くの映画館で上映されていたので遅ればせながら鑑賞にいきました。
過去の記事はこちらー> https://bit.ly/2ugJ018

「この数年日本で起きた現在進行形の政治事件」が劇中劇として登場するため、
既視感もあり、これはリアルなのかフィクションなのか、不思議な感覚におちいるものでした。
現実におきたことや、うやむやなまま終わっていることなどは確かでありながらも、
その多くは忘れさられ、そのまま今に続いていることが不気味でもあります。

「新聞記者」オフィシャルサイトはこちら。 https://shimbunkisha.jp/

◆米国によるイラン革命防衛隊最高司令官の殺害、イランからのその報復とはじまった2020年年明けでした。
今回は、戦争へと広がらなかったものの、どこか小さな点で、コントロールがきかず、
偶発的に戦争が始まる可能性がまた一つ広がったことは危惧されます。

◆これまでも、環境的にまた世界的な秩序においても、変化の兆しは感じられてきましたが、
2000年も20年代に入り、大きく表面化してくるであろうその変化に対応していながらも、
日々安心して送れる生活をどう作っていくのか、私たちも、うやむやにされたことなども忘れることなく、
政治への関心と関わりを持ち続けなければいけないと感じます。

◆さて「オルタ広場」もおかげさまでこの春から3年目に入ります。
少しずつでも、新しい試みができればと思います。
まずは試みに、ご投稿いただいた書評の書籍にアマゾンアソシエイトからのリンクをつくりました。
https://amzn.to/2uhxrXy
こちらから購入いただけると、数パーセントの紹介料が還元されることになります。

その他の商品でも、アマゾンでのご購入ご検討の機会がございましたら、下記のリンクからご購入いただけると
「オルタ広場」へ紹介料が加算される仕組みになります。https://amzn.to/2Rwb3BU
機会がございましたら、こちらを通じて、応援いただければ幸いです。

これまでご投稿いただいた分の「電子書籍化」や「オルタチャンネル」との連携、活性化なども
試みたいと考えております。
そのほか「オルタ広場」へご意見などを広く自由におよせいただければ幸甚です。(M.K.)

http://www.alter-magazine.jp/

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